イラスト納品後に…の3冊

この3冊、実に思い出深い3冊です。

この3冊は、私がイラストを描き終え、先方にデータを納品して、請求書をお送りてから、発売日がわからなくなったという括りです。

請求書送付後に、全く連絡がなくなって、会社のサイトが消え、会社自体の行方がわからなくなってしまったり、あるタレントさんに帯にコメントを書いてもらうのを待っているから発売日が決められなくなっていますとか、専門の資料を借りて掲載したいために許可をとりたくて、その貸し出しの金額を調整中だとかだったり。

でも、私の方は、運が良く全てのお金は回収できていたので、本当に忘れた頃に、ある日、突然、新しい出版社さんから追加で挿絵して発売が決まりましたと連絡をいただいたり、待っていられないのでタレントさんの帯なしで発売を決めたと連絡が来たり、なんとか掲載資料の都合がついたり、大体1〜2年後に刷り上がった書籍が届くという生命力を感じている強い本たちです。

今となっては、この3冊、本屋さんや通販で普通に買えるようになって、私も描いたお金は全部いただいているので笑い話ですが、本当に宙に浮いた出版されないままの書籍というのは世の中にあるんだなと知り、悲しい気持ちにもなりました。

でも、どんなことがあろうとも、それを出版したいといという強い編集さんと書かれた先生方の気持ちが大切なんだと思わされた経験でもありました。待っていても、新しい出版社さんが見つかるなんてことはないので、誰かが一生懸命探したはずですし、タレントさんに頼らず出版する判断をするのにも勇気がいりますし、資料の交渉も長くかかる理由があったはずです。

これからも、微力ながら、そんな沢山の熱意がこもった原稿たちのお手伝いをさせていただきたいと思っています。

今後、もし自分の著書を作ることになっても、このことは常に念頭に置いて忘れずにいたいです。

いやー自分の本、出してみたいですね!ははっ!!

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